えんご会は、平成11年4月1日、安城市緑町にある個人宅の6畳1間を借り、電話1台と机だけで「神谷福祉企画事務所」としてスタートしました。
その後平成11年9月24日、経済企画庁(現在の内閣府)より「特定非営利活動法人全国障害援護会」として認証を受けました。
平成17年9月27日、名称を「NPO法人 えんご会」と変更し、所轄庁も内閣府から愛知県に変更を行い、現在に至っています。
既存の介護保険制度や福祉制度では、対応しきれない、いわゆるすきまの分野での家事援助サービスを主として活動している住民参加型の非営利組織です。
「困った時は、お互いさま・・・」「助け合い、支え合うことの大切さ!」をモットーに、地域や行政及び各種福祉施設と連携を取りながら、よりよい活動を続けていくことを日頃から心がけております。
設立当初は、大きな夢や理想は、あるものの不安がつきまとう日々が続きました。
徐々に、私たちの活動を理解、支援下さる方や利用していただける方も増えてまいりました。
紆余曲折など色々なことを乗り越えてこられたのも皆様の支えの賜と心から感謝しております。
今後の展望〜ねがい〜
高齢者、障がい者が住みなれた地域で一人の人間として生活していくことのできる社会を目指しています。
特に障がい者が地域で一人で生活を続けていくことは、さまざまな面で困難が伴います。
また高齢者の孤独死も後を絶ちません。誰に看取られることもなく生涯を終えて逝くという痛ましい事実が実際に起きていることに憤りも感じます。
そこで個々の持っている能力を最大限に発揮できるようなサポートや支援を行って行けるような体制づくりや障害福祉サービスや高齢者の(特に独居老人)安否確認の強化や生きがいづくりの応援など今以上に充実させて、ご利用者様が気軽に利用できるような取り組みを模索していきたいと考えております。
また、精神的にも肉体的にも安定できるようなサポートも重要なことであると確信しております。
例えば本施設の規模などが大きくなったとしても、かゆいところに手が届くようなサービスや草の根的存在であるように努力を続けてまいります。
高齢や障がいに関係なくともに生きている喜びを分かち合えることのできる心を育てていきたいと願っております。
・スタッフが研究し、研鑽を重ねて、今以上に充実したサービスを利用できるように模索しております。
・精神面においても安心して利用していただけるように、支援・接遇を日々研究していきます。
・見逃してしまいそうな細かな部分にも目を向けて、かゆい所に手の届くような支援を指向します。
・利用者様の永続的な生活全般をサポートできるような組織でありたいと考えています。
この歌は、平成22年11月13日えんご会設立10周年記念事業として末期がんを10年前に克服して現在は、自らの体験談や自作の歌を中心に公演活動をされている杉浦貴之氏をお招きしました。
10周年を記念し、えんご会の利用者さまや関わって下さった方々からのメッセージを募り、それを杉浦氏に作詞を依頼しこの歌が完成しました。
ハンディを持ちながら一人の人間として強く、たくましく生き抜いている姿を皆様にもこの歌を通じて感じ、感動していただけたら嬉しいです。
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